Windows10のおすすめのソフトウェア10選

2021年3月27日

Windowsを使い始めたら必ず入れるソフトウェア

私が新たにWindowsを手に入れたら必ず入れるソフトウェアが幾つもあります。中でも10の分野で私が有用だと思うものをお伝えいたします。全て無料のソフトウェアばかりです。Windows10の標準機能で大概のことはできてしまいますが、もっと使いやすく、多機能なものがあるのでご紹介します。

他にも色々とソフトウェアはあるのですが、特に初心者の方が混乱しないように極力一つだけのご紹介にしています。

Webブラウザ(Google Chrome)

ダウンロードサイト → Google Chromeのダウンロードサイト

まずは最初に入れておきたいWebブラウザです。Windows標準のMicrosoft edgeもありますが、やはり世界中でいうと6割から7割の人々が使っているソフトウェアですから、インストールしておいたほうが無難です。なぜ無難かと言うと、皆さんが閲覧するであろうWebページがGoogle Chromeでしか閲覧表示が確認されていない場合が時々あるからです。他のブラウザだと表示が崩れるとかですね。最近は減っていますが、無いわけではありません。また、公共機関のWebサイトを閲覧したり登録や申請をする時にもマイナーなWebブラウザは推奨されていない場合がほとんどです。

その他のWebブラウザについてご興味があるならこちらからどうぞ → Google Chrome以外のWebブラウザ

セキュリティ対策ソフト(Windows Defender)

Microsoftの標準で付いてくるセキュリティ対策ソフトです。私はメインのPC以外は全てこのWindows Defenderのみで対策しています。優秀です。なぜメインのPCには別途入っているかと言うと、昔買ったライセンスの期限が切れていないから入れているだけです。

Windows DefenderはWindowsをインストールしたら標準でついてくるものなので、他のウイルス対策ソフトを別途購入する必要もありません。また、性能も昔と比べて非常に高くなっています。インターネットで検索すると、この無料のWindows Defenderだけで、他のウイルス対策ソフトはいらないと言い切っている方もたくさんいらっしゃいます。事実そうだと思います。

ただ、セキュリティとしていちばん大事なのは、インターネットを徘徊する時の注意を怠らないことです。ウイルス対策ソフトを入れてあるからと言って安心感にひたり、無防備になってしまうことが一番危険です。怪しいメールは開かない、特に添付ファルは開かない。怪しいサイトを訪れないなどの意識は常に持っておかないといけません。

ウイルス対策ソフトを入れているからと言って、世の中の全てのウイルスから守ってくれるわけではありません。

解凍ソフト(7zip)

ダウンロードサイト → 7zipのダウンロードサイト

圧縮ファイルを解凍する時に必要なもので、便利だと思うのが7zipというソフトです。圧縮ファイルと言っても様々な圧縮形式があります。ZIP、LZH、CAB、TAR、BZIP2など数え上げればキリがありません。その中でもZIP形式はWindowsだけでなくMac OSでもLinuxでも利用できる汎用性があり、パスワード付きの圧縮ファイルも可能なので一般的に普及しています。

よく使われているZIP形式はWindowsの標準機能でも圧縮・解凍ができます。後、CABやEXEという形式の圧縮ファイルも解凍はできます。ただ、圧縮ファイルの中にどんなファイルが入っているのかは確認できません。

圧縮ファイルの中身を確認したい、圧縮ファイルの中身を操作したいなどの細かい作業をするために必要なのが7zipというソフトウェアです。

テキスト文書作成(Mery)

ダウンロードサイト → Meryのダウンロードサイト

Windows標準のメモ帳はシンプルすぎて機能が少なすぎるため、通常の編集ソフトとして使うには物足りません。ですのでエディターと呼ばれる文章作成ソフトの中で、多機能のMeryというソフトウェアを利用しています。

詳細はこちら → Meryのインストールと基本設定

動画再生(VLC メディアプレーヤー)

ダウンロードサイト → VLC メディアプレーヤーのダウンロードサイト

DVDやBlue-rayを快適に再生したい場合に利用しています。また、インターネットで色々なサイトに会員登録していると、中には動画をダウンロード可能な場合があります(注1)。その様な場合にWindows標準のシンプルな動画再生ソフト(映画&テレビ)よりも、様々な動画再生形式(コーデックと呼ばれます)に対応した物が必要となります。また、複数の動画を好きな順番で連続して再生するためのプレイリストも作成できたりと、多機能なメディアプレーヤーです。

注1:一般的にインターネット上から動画ファイルをダウンロードするのは著作権の関係で違法となります。簡単に動画や音声をダウンロードするためのソフトウェアがあるようですが、ダウンロードしたファイルを気軽に周囲に配布したりすると確実に違法となりますので注意してください。

PDF閲覧(PDF-XChange Editor)

ダウンロードサイト → PDF-XChange Editorのダウンロードサイト

Windows、Mac OS、Andoroid、iOSやLinuxなど、どんなOSを使った端末でも表示形式が変わらず文書が見られる形式がPDFです。PDF形式で文章を書くということは今の所できませんが、様々な文書がPDF形式で配布されているので見られる環境は必須です。

PDFの開発元であるAdobeのAdrobat reader dcというソフトウェアよりも、軽快なソフトウェアです。

スクリーンショット(Screen Presso)

ダウンロードサイト → Screen Pressoのダウンロードサイト

Windows10の標準である「切り取り・スケッチ」というスクリーンショットを撮るソフトウェアがあり、そちらも非常に便利なものだと思います。しかし、私の様にスクリーンショットを多用して記事を書く場合、時系列に自動的に連番でファイルを保存してくれたり、メニューを開くなどで時間を空けててスクリーンショットを撮りたい時など、複雑な機能への対応がありません。

そんな時に有用なのがScreen Pressoというソフトウェアです。有料版もありますが、無料版でもかなりの事ができてしまいます。日本語にも対応しているので困ることは無いでしょう。

詳細はこちら → Screen Pressoの使い方

オンラインストレージ(Google Drive)

ダウンロードサイト → バックアップと同期のダウンロードサイト

Googleが提供しているオンラインストレージサービスで、容量は15GBになります。無料で利用できますが、Google Drive、Gmail、Googleフォトで保存容量が共有されていますので注意してください。Google Driveの保存容量がいっぱいになってしまうと、Gmailの送受信ができなくなってしまいます。

また、One Driveという、Windows10をインストールすれば標準で付いてくるオンラインストレージもあります。PCを複数台所持しているのであれば、マイクロソフトアカウントで繋がったPC同士で簡単にファイルのやり取りを行えます。無料で使う場合の容量は5GBまでしかありませんので注意が必要です。無償版のMicrosoft officeを使用する場合はOne Driveは必須になりますので停止しないでおきましょう。

ただ、私はOne Driveは使用していないので停止しています。停止手順はコチラ → OneDriveを停止する

また、私は他にも無料のオンラインストレージを使用しています。容量が50GBも無料で使えるものもありますので、興味がある方はこちらからどうぞ → 無料で使えるオンラインストレージ

パスワード管理(KeePass 2)

ダウンロードサイト → KeePass 2のダウンロードサイト

最近はWebブラウザでパスワードを自動的に保存してくれたりするので便利になっています。ただ、便利にはなりましたが漏洩が心配です。自分の不注意でパスワードを漏洩するなんて事もありますから注意したほうが良いですね。

そこで、私が昔から使っているのがKeePass 2です。簡単に言うとパスワード管理だけでなく、その他の情報も含めて蓄えられるデータベース・ソフトウェアです。ブラウザにパスワードの自動保存をさせたくない場合、例えば銀行やカード関連のサイトのログイン情報は、KeePass 2に保存しています。パスワードの管理だけでなく、パスワードのランダム生成の機能なども備わっているため、パスワードを考える手間も省けて便利です。

詳細はこちら → KeePass 2の使い方

メール送受信(Mozilla Thunderbird)

ダウンロードサイト → Mozilla Thunderbirdのダウンロードサイト

Windows10標準の「メール」というソフトウェアがあります。複数のメールアカウントを登録できますが、見た目が好みではありません。複数のメールアカウントを登録した時の表示のされ方に一覧性がないと言いますか。ですのでGmail以外のメールはMozillaのThunderbirdを利用しています。

無料で高速で一覧生が良いソフトウェアです。

Thunderbirdのインストール手順はこちらから → Thunderbirdのインストール

最近まで32bit版を利用していましたが64bit版にアップグレードしてみました。簡単だったので手順をご紹介します。手順はこちら → Thunderbirdを32bit版から64bit版にアップグレード

まとめ

以上10種類のソフトウェアをご紹介しました。まだまだご紹介できていないソフトウェアがいっぱいあります。ですが、これらのソフトウェアをインストールしておけば大概のことは出来るのではないでしょうか。

そう言えば、Office関係のソフトウェアを紹介していませんでしたね。一つ挙げるとするならば、Google Documentが良いと思います。Googleのアカウントを取得すれば無料で使えます。上記でGoogle ChromeやGoogle Driveを利用するならアカウント取得は必須ですからね。Microsoft Officeの利用が必須じゃない個人利用なら、無料のソフトウェアだけで十分過ごせます。