Caps LockキーをCtrlキーに入れ替える

2021年3月27日

「Caps Lock」を「Ctrl」に入れ替える理由

Windowsに限らずコンピューターを使う時によく使うキーが「Ctrl」キーです。しかし、通常のキーボードではよく使うにもかかわらず、キーボードの左下隅に追いやられており、使う時に非常に不便です。

UnixやLinux系で育ってきた私としては、現状の日本語配列キーボードのCaps Lockキーの位置にCtrlキーが無いのが不便で仕方がありません。

慣れれば良いのか?と一瞬思って一週間ほど我慢しましたが我慢しきれず、方法を探していました。

世の中には同様の悩みを抱えている人が多いのですね。Microsoftが「Ctrl2Cap」というソフトを提供していました。

Caps Lockキーなんて今まで使ったことがないですし、これを読んでいる方も使ったことはほとんど無いと思います。なので入れ替えてしまいましょう。

Ctrl2Capのダウンロードとファイルの解凍

まずは、こちらのサイトからCtrl2Capをダウンロードしましょう → Ctrl2Capのダウンロード

ダウンロードしたらダウンドーロしたファイル「Ctrl2Cap.zip」を右クリックし、メニューから「すべて展開(T)…」をクリックします。

「展開先の選択とファイルの展開」という画面が出てくるので、右下の「展開」ボタンをクリックします。

この時、どこにファイルを展開したか覚えておきましょう。

上図の場合、「C:\Users\<ユーザー名>\Downloads\Ctrl2Cap」です。「<ユーザー名>」の部分は各自置き換えてください。

以上でインストールファイルの展開まで完了です。

Ctrl2capのインストール

まずは「Windows」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、入力ボックスに「cmd」と入力します。入力したら、「Shift」+「Ctrl」キーを押しながら「OK」ボタンをクリックすることで、管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。

開いたコマンドプロンプトの位置から、先程展開したCtrl2Capのフォルダ位置まで移動します。

コマンドは「cd C:\Users\<ユーザー名>\Downloads\Ctrl2Cap」です。「<ユーザー名>」の部分は各自置き換えてください。

移動ができたら、次のコマンドを打ち込みます。

「ctrl2cap.exe /install」

です。

コマンドを打ち込んでエンターキーを押すと、インストールの同意画面が出てきますので「Agree」をクリックしてください。

インストールが正常に完了すると、再起動してくださいと言われるので再起動しましょう。

Ctrl2capのアンインストール

インストールの時と同様に、管理者権限でコマンドプロンプトを開いてください。次に、Ctrl2Capを展開したフォルダに移動してください。次に以下のコマンドを打ち込みます。

「ctrl2cap.exe /uninstall」

以上でCaps LockキーをCtrlキーに入れ替える手順は終了です。

Caps LockキーとCtrlキーが入れ替わるわけではなく、Caps LockキーがCtrlキーになったという点だけ注意してください。