Caps LockキーをCtrlキーに入れ替える
「Caps Lock」を「Ctrl」に入れ替える理由
Windowsに限らずコンピューターを使う時によく使うキーが「Ctrl」キーです。しかし、通常のキーボードではよく使うにもかかわらず、キーボードの左下隅に追いやられており、使う時に非常に不便です。
UnixやLinux系で育ってきた私としては、現状の日本語配列キーボードのCaps Lockキーの位置にCtrlキーが無いのが不便で仕方がありません。
慣れれば良いのか?と一瞬思って一週間ほど我慢しましたが我慢しきれず、方法を探していました。
世の中には同様の悩みを抱えている人が多いのですね。Microsoftが「Ctrl2Cap」というソフトを提供していました。
Caps Lockキーなんて今まで使ったことがないですし、これを読んでいる方も使ったことはほとんど無いと思います。なので入れ替えてしまいましょう。
Ctrl2Capのダウンロードとファイルの解凍
まずは、こちらのサイトからCtrl2Capをダウンロードしましょう → Ctrl2Capのダウンロード
ダウンロードしたらダウンドーロしたファイル「Ctrl2Cap.zip」を右クリックし、メニューから「すべて展開(T)…」をクリックします。
「展開先の選択とファイルの展開」という画面が出てくるので、右下の「展開」ボタンをクリックします。
この時、どこにファイルを展開したか覚えておきましょう。
上図の場合、「C:\Users\<ユーザー名>\Downloads\Ctrl2Cap」です。「<ユーザー名>」の部分は各自置き換えてください。
以上でインストールファイルの展開まで完了です。
Ctrl2capのインストール
まずは「Windows」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、入力ボックスに「cmd」と入力します。入力したら、「Shift」+「Ctrl」キーを押しながら「OK」ボタンをクリックすることで、管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
開いたコマンドプロンプトの位置から、先程展開したCtrl2Capのフォルダ位置まで移動します。
コマンドは「cd C:\Users\<ユーザー名>\Downloads\Ctrl2Cap」です。「<ユーザー名>」の部分は各自置き換えてください。
移動ができたら、次のコマンドを打ち込みます。
「ctrl2cap.exe /install」
です。
コマンドを打ち込んでエンターキーを押すと、インストールの同意画面が出てきますので「Agree」をクリックしてください。
インストールが正常に完了すると、再起動してくださいと言われるので再起動しましょう。
Ctrl2capのアンインストール
インストールの時と同様に、管理者権限でコマンドプロンプトを開いてください。次に、Ctrl2Capを展開したフォルダに移動してください。次に以下のコマンドを打ち込みます。
「ctrl2cap.exe /uninstall」
以上でCaps LockキーをCtrlキーに入れ替える手順は終了です。
Caps LockキーとCtrlキーが入れ替わるわけではなく、Caps LockキーがCtrlキーになったという点だけ注意してください。